だーいぶ前(1月頃)の後日報告なのですが、和歌山に行ってきました。
両親と、
ぶらりクエ鍋食べに行こうの旅と題して、父の運転でゆらりとのんびりドライブ。
え?自分が運転しないのかって?
ゴールドペーパー戦士の称号を持つ私には、
ちょっと初心者講習から出直さないと(略
薬局長には
「そんなの免許じゃない、紙切れや」とドヤされるのはさておき。
目的地に到着するまでに色々廻りました。
とれとれ市場で海鮮丼を食べたり、エネルギーランドを横目でちら見したり、京都大学が運営している小さな水族館に入ったり。
そして
南方熊楠記念館にも立ち寄りました。
この南方熊楠(みなかたくまぐす)なのですが
19歳の時に粘菌の魅力にとりつかれて世界各国を渡り歩き、研究に没頭し、多くの論文を発表。
抜群の語学カと博識だが、野外採集にも精力的で、粘菌が生態系の中で非常に重要なものであること説きつつ。
環境保護運動をつづけたすごい人なのです。 子供の頃から好奇心旺盛で、
植物採集に没頭するあまりに、山の中で数日行方不明になったり。
町内の蔵書家を訪ねて、色々な古書や文献や資料を全て内容を記憶し、自宅に帰ってから筆写し、
5年がかりで百科事典『和漢三才図会』(全105冊)写本しちゃったり。博物学、民俗学、細菌学、天文学、人類学、考古学、生物学などなどいろんな分野を学んでおり。
通称
「歩く百科事典」!!
理解できた言語は
18ヶ国語やら
22ヶ国語やら・・・と言われており、他にも多々伝説を残している魅力的な方です。
「書物を読み、書き、知識を得る」ということの大切さ、学問への前向きな姿勢は見習わなければいけないなと考えさせられました。
両親も昔ここに来たそうで、古くからある小さなマイナーな場所なのですが、
和歌山に赴く際には是非立ち寄って下さい。
後、記念館の屋上からの眺めも、白浜の良い風を感じながら海を全面で見渡せてすごくきれいですのでおすすめです。
南方熊楠の記念館の紹介ばかりになってしまいましたが
・・・
ちゃんとクエも食べてきましたよ!
とろクエフルコースという大判振る舞いして食べてきたわけですが、味は
旨い!ただ・・・私のお腹に合わなかったのか、途中から
「トイレと友達」状態
になり、父もお腹ゆるめに。
いやはや遺伝で私と父だけが、脂肪成分が高いものはどうしてもダメみたいで・・・。
その中で母だけは健在でした。
パクパク食べてらっしゃいました。
母のお腹強し・・・いや
母強し。 そして次の日はアドベンチャーワールドで生まれたてのパンダ
を見て癒されて帰りましたとさ。
1年に1回はどこか旅して、両親とオールデイトゥーギャザー(All-day together)
したいですね。
アドベンチャーワールド歩き回って、呼吸が荒くなっていたのは私だけだったので、まずは体力づくりからですけどね。
ではでは、また。