モルディブ!!
こんにちわ!
2階病棟のNです。
2階病棟のNです。
山崎豊子の「大地の子」。
本を読んで涙して、NHKでドラマ化されて、また涙した残留孤児の物語です。
戦争の話は余りにも悲惨すぎて、心のどこかで避けてきたような気がします。
しかし、今年のGWは、それに関連した、気になっていた2つの記念館に行ってみようと決めて、ぶらり旅に出ました。
3年前に開設された「満蒙開拓平和記念館」と
28年前に開設された「舞鶴引揚記念館」を尋ねました。
満蒙開拓平和祈念館(長野県下伊那郡阿智村)
満蒙開拓団の苦難の歴史を次世代に語り継ぐために設立された、満州移民史を扱う日本唯一の民間施設。
下伊那は日本で一番多くの移民を送り出したところです。
専門の学芸員はいないのですが、と女性のスタッフが
私たち二人と一組のご夫婦の4人を案内してくれました。
中国にも調査にいかれたことがあり、その時の話も交えて熱心に説明して頂きました。
同行のご夫婦のご主人様が引揚体験者で、子どもながら当時のことは鮮明に覚えておられリアルな体験話を聞く事が出来ました。途中で胸が詰まることが何度かありました。
舞鶴引揚記念館(京都府舞鶴市)
シベリア抑留に関する資料も多くあり、一つ一つ見て回りました。
歌「岸壁の母」のもととなった桟橋
今まで見てきた写真や映像が浮かんできます。
戦争は決して、してはいけない。
戦争を知らない私たちだからこそ、もっと勉強しなければ、と強く思った旅となりました。